お仕事おつにゃッス🐈
文系未経験から社内SEになった、あっきょ(@daily_code_JP)です!
たった1つのコードでセルの値を複数取得する方法があれば便利ですよね。
この記事ではコピペOKのGoogle Apps Scriptのコードで解決します。
こんな人におすすめ!
- セル内の値を一括で取得したい
- 繰り返し構文でコードが長くなるのを避けたい
- プログラミングでJavaScriptを学んだけど何を作っていいかわからない
誰でも無料で簡単にできますので気軽に学んでいきましょう!
一括でセルの値を取得するイメージ
GASで複数のセル内の値を一括で取得します。
例えばA2からD2までの値を取得する時、繰り返し構文を使うと値を取得できます。
しかし、コードが長くなるのがデメリットです。
そこで繰り返し構文を使わずに5行もない簡単なコードで値を複数取得します。
一括でセルの値を取得する準備
Google Apps Script でセルの値を一括で得る準備。
1つのファイルが必要です。
必要なファイル
- Google スプレッドシート…シートの作成&サンプルコードの貼り付け
スプレッドシートの作成
一括でセルの値を取得するスプレッドシートを作成していきます。
シートには
- 名前
- 性別
- 年齢
- その他
の計4項目を作成します。
また、データを19名分登録します。
スプレッドシートの設定は以上です。
サンプルコードを貼り付ける場所
サンプルコードはGoogle スプレッドシートにコピペ。
上バーの「拡張機能」の中にある「Apps Script」をクリックしてコードを貼り付けます。
セル内の値を一括で取得するサンプルコード
Google Apps Scriptでセルの値を全て取得するコードの解説をします。
解説の項目
- getValuesメソッド | セル内の値を一括で取得
- サンプルコード
getValuesメソッド | セル内の値を一括で取得
シート内の複数の値を取得するにはgetValuesメソッドを使います。
引数は不要で、取得した値は二次元配列で出力されます。
二次元配列の詳細は以下の記事をご参考ください。
サンプルコード
サンプルコード全体です。
右上のアイコンをクリックするとコピーできます。
このコードでは、A2からD2までの値を読み込みます。
function getValuesSheet() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
const values = sheet.getRange("A2:D2").getValues();
Logger.log(values);
}
複数の値を取得するテスト
実際にコードを動かして、複数のセル内の値を取得します。
Apps Scriptの上バーの文字が「getValuesSheet」になっていたら「実行」を押します。
「このアプリはGoogleで確認されていません」と表示した場合はこちら。
実行ログを確認します。A2からD2までの値を得ることに成功しています。
【便利】getValuesメソッドを使って作成したアプリ一覧
この記事ではgetValuesメソッドの使い方を解説しました。
このメソッドはスプレッドシートのセル内の値を取得するのに頻繁に使用します。
当サイトでは、GASを使ったデータの検索ツールで使用しているので、ぜひご活用ください。
もちろん、無料でコピペOKです!
セルに値を自動入力する方法はこちら。
おわりに | 社会人のITスキルをさらに高めるには
以上、Google Apps Script で複数のセルの値を取得する方法でした。
そのままコピペして日常業務で使ったり、プログラミングの練習で利用しましょう。
社会人がITスキルを高めるにはあなた自身がまずプログラミングをやってみるのがおすすめ。
とくにGASなら初心者でも学びやすく、事務職や営業職にも人気です。
GASを効率的に学ぶなら以下の2つの方法が多いです。
- 参考書やオンライン教材で独学
- プログラミングスクールを利用
正しく学ぶことで非エンジニアでも実用的な業務効率化のスキルが身に付きます。
デイコーでは、GASのサンプルコードからおすすめのプログラミングまで幅広く紹介。
初心者にもわかりやすく解説しています。
プログラミングスクールは82社を分析したッス!
次回の記事もご期待ください!
それでは、よいプログラミングライフを!