お仕事おつにゃッス🐈
文系未経験から社内SEになった、あっきょ(@daily_code_JP)です!
スプレッドシートでセル内の値をかぞえる関数って、何を使えばいいか困りますよね?
この記事ではそのお悩みを、5種類のかぞえる関数で解決します。

- 5種類のカウントする関数って何?
- 文字が入っているセルのカウントができない
- スプレッドシートを使って、もっと効率的に業務をしたい
誰でも無料で簡単にできますので、お気軽に学んでいきましょう!
タップできる目次
セルをカウントする準備
スプレッドシートでカウントする関数を使う準備をします。ファイルは1点必要です。
中身の説明
- Google スプレッドシート ・・・ リストの作成 & 関数を使用
Google スプレッドシートの作成
セルを数えるスプレッドシートを作成してきます。
「氏名」、「性別」、「年齢」、「出身」の4項目を記入し、10人のデータをを登録します。
スプレッドシートの準備は以上です。

5種類のカウントする関数と使い方
スプレッドシートで数をかぞえる関数を紹介します。カウントする関数は以下の5つです。
カウントする関数の一覧
- COUNT ・・・ 数字が入っているセルの個数をかぞえる関数
- COUNTA ・・・ 文字が入っているセルの個数をかぞえる関数
- COUNTBLANK ・・・ 空白のセルをかぞえる関数
- COUNTIF ・・・ 条件に一致するセルを数える関数
- COUNTIFS ・・・ 複数の条件に全て一致するセルを数える関数
COUNT関数 | 値が数字のセルの個数を合計

COUNT関数は値が数字のセルの個数を合計します。
COUNT関数の使用例

C列の「年齢」で数字が記入されているセルをかぞえます。
一番下のセルに「=COUNT(C2:C11)」と書きます。
セルが埋まっている個数は6つなので、結果は「6」です。
COUNTA関数 | 空白ではないセルの個数を合計

COUNTA関数は文字列が入っているセルの数をかぞえます。
先ほどのCOUNT関数は数字が入ったセルをかぞえましたが、数字以外が入ったセルをかぞえるのがCOUNTA関数です。
COUNTA関数の使用例

D列の「出身」で文字列が記入されているセルをかぞえます。
一番下のセルに「=COUNTA(D2:D11)」と書きます。
埋まっている個数は5つなので、結果は「5」になります。
COUNTBLANK関数 | 空白セルの個数を合計

COUNTBLANK関数は空白のセルをかぞえる関数です。
言い換えると、何も記入されていないセルをかぞえます。
COUNTBLANK関数の使用例

D列の「出身」で空白のセルをかぞえます。
一番下のセルに「=COUNTBLANK(D2:D11)」と書きます。
なにも記入されていないセルの個数は5つなので、結果は「5」になります。
COUNTIF関数 | 条件を付けて合計

COUNTIF関数は、条件に一致するセルをかぞえます。
第一引数に検索範囲、第二引数に条件を記入します。
COUNTIF関数の使用例

B列の「性別」の値が「男性」のセルをかぞえます。
一番下に「=COUNTIF(B2:B11)」と書きます。
値が「男性」のセルの個数は5つなので、結果は「5」になります。
COUNTIFS関数 | 複数の条件をつけて合計

COUNTIFS関数は複数の条件に一致するセルをかぞえるます。
COUNTIFS関数の使用例

B列の「性別」が「男性」かつ、C列の「年齢」が10を超えたセルを数えます。
「=COUNTIFS(B2:11, "男性", C2:C11, ,">10")」と書き、2つの検索範囲と条件を記入します。
条件をすべて満たすセルは3つです。
【基本】スプシで作業時間を減らせる関数一覧
この記事では、スプレッドシートのセルを数える関数を紹介しました。
スプレッドシートではエクセルと同じように、数字を合計するSUM関数やVLOOKUP関数もスプレッドシートで使えます。
誰でも無料で使えるので、ぜひご活用ください。
もちろん、コピペOKです。
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おわりに | GASを学んでさらに業務効率化!
以上、Google スプレッドシートでセルをカウントする5種類の関数の紹介でした。
そのままコピペして日常業務で使いやすいように改修したり、プログラミングの練習や動作確認用に使ってみましょう。
GASでさらに業務効率化する場合、参考書やプログラミングスクールを使うとあなた自身でアプリを作るスキルが身に付きます。
GASユーザーのあっきょがおすすめの勉強方法はこちら↓

次回の記事もご期待ください!