お仕事おつにゃッス🐈
文系未経験から社内SEになった、あっきょ(@daily_code_JP)です!
Google Apps Scriptで当日の曜日を取得したいけど、どうすればいいか分かりませんよね?
この記事ではそのお悩みを、コピペOKのGoogle Apps Scriptのコードで解決します。

- 当日の曜日を簡単に取得したい
- getDayメソッドって何?
- プログラミングでJavaScriptを学んだけど、何を作っていいかわからない
誰でも無料で簡単にできますので、お気軽に学んでいきましょう!
タップできる目次
曜日を取得する完成イメージ

この記事ではGASで曜日を出せるようにします。
コードを実行した曜日を自動取得し、手動でわざわざ曜日を入力する手間を省きます。
結果として、打ち間違いミスの削減につながり業務効率化できます。
曜日を取得する準備
Google Apps Script で曜日を取得する準備します。ファイルは1つ必要です。
必要なファイル
- Google Apps Script ・・・ コードの貼り付け
サンプルコードを貼り付ける方法
ソースコードはGoogle Apps Scriptのファイルにコピペします。
メニュー画面で右クリックし、オプションを開きます。メニュー一覧の一番下の「その他」を選択し、その中の「Google Apps Script」を選択します。

以下のような画面が現れます。ここにコードをコピペして実行します。

曜日を取得するサンプルコード
Google Apps Scriptで曜日を取得するサンプルコードを公開して解説します。
解説の項目
- getDay() | 当日の曜日を数字で取得
- サンプルコード
- 曜日の配列を作成する理由
getDay() | 当日の曜日を数字で取得

getDayメソッドは、日曜日を基準とした0から始まる数字を返します。
日曜日は「0」、土曜日なら「6」を返します。
引数は不要です。
サンプルコード
サンプルコード全般です。右上のマークをクリックすると、簡単にコピペできます。
function getToday() {
const date = new Date();
const thisDay = date.getDay(); //曜日の番号を取得
const dayArray = ['日', '月', '火', '水', '木', '金', '土']; //曜日の配列
Logger.log("今日は" + dayArray[thisDay] + "曜日です。");
}
曜日の配列を作成する理由
サンプルコードでは、文字列を格納した配列dayArrayを定義しました。
これは、getDayメソッドが数字を返り値として返すことに理由があります。
ためしに曜日の配列を書かなかった場合の出力をしてみましょう。
function dateTest() {
const date = new Date();
const thisDay = date.getDay();
Logger.log("出力結果は" + thisDay + "です。");
}
実行した日は2022年5月31日の火曜日ですが、曜日は2が返ってきました。

したがって、文字列として出力するには曜日を格納した配列を用意します。
取得した番号に対応する要素を配列から取り出して、曜日を出力します。
配列から要素を取り出す方法の詳細は以下の記事から。
-
【入門】GASで配列の要素を抽出する3つの方法
続きを見る
当日の曜日を取得するテスト
実際に、曜日を取得します。
Apps Scriptの上バーの文字が「getToday」になっていたら、「実行」を押します。

「このアプリはGoogleで確認されていません」と表示される場合はこちら。
-
【3分で解決】GASの「このアプリはGoogleで確認されていません」を許可する方法
続きを見る
画像のように、ログ結果がでたら完了です。2022年5月31日の曜日は火曜日でした。

【必須】GASで日付&時間を取得する方法一覧
この記事では、GASで曜日を取得する方法を紹介しました。
今回紹介したgetDayメソッドで「20○○年〇月〇日」のような当日の日付も取得できます。
誰でも簡単に無料でできるので、ぜひご活用ください。
もちろん、コピペOKです。
-
【入門】GASで当日の日付を「年月日」で取得
続きを見る
GASで時間を取得する方法はこちら。
-
【3分で簡単】GASで現在時刻をリアルタイムで取得
続きを見る
おわりに | GASのスキルをさらに高めるには
以上、GASで当日の曜日を取得する方法でした。
そのままコピペして日常業務で使いやすいように改修したり、プログラミングの練習や動作確認用に使ってみましょう。
GASでさらに業務効率化したい場合、参考書やプログラミングスクールを使うとあなた自身でアプリを作るスキルが身に付きます。
プログラミング未経験者にもわかりやすく解説しています。

次回の記事もご期待ください!