お仕事おつにゃッス🐈
文系未経験から社内SEになった、あっきょ(@daily_code_JP)です!
Google Apps Scriptで当日の日付を取得したいけど、Dateオブジェクトって難しそうと思っていませんか?
この記事ではそのお悩みを、コピペOKのGoogle Apps Scriptのコードでとても簡単に解決します。

- Dateオブジェクトで当日の日付を一瞬で取得したい
- GASでカレンダーの操作やトリガーを作成して業務効率化したい
- プログラミングでJavaScriptを学んだけど、何を作っていいかわからない
誰でも無料で簡単にできますので、お気軽に学んでいきましょう!
タップできる目次
日付を取得する完成イメージ

この記事ではGASのログ出力で日付を出力できるようにします。
コードを実行した日付を自動取得し、日程を手動でわざわざ入力する手間を省きます。
結果として人的ミスと作業時間の短縮となり、業務効率化を実現します。
日付を取得する準備
Google Apps Script で日付を取得する準備します。ファイルは1つ必要です。
必要なファイル
- Google Apps Script ・・・ コードの貼り付け
サンプルコードを貼り付ける方法
ソースコードはGoogle Apps Scriptのファイルにコピペします。
メニュー画面で右クリックし、オプションを開きます。メニュー一覧の一番下の「その他」を選択し、その中の「Google Apps Script」を選択します。

以下のような画面が現れます。ここにコードをコピペして実行します。

Dateオブジェクトとは?

Dateオブジェクトとは、JavaScriptというプログラミング言語の組み込みオブジェクトで時間や日付を処理できます。
この言語をベースに開発されたGASでも使用でき、カレンダーの操作やトリガーを使った自作アプリで使用します。
Dateオブジェクトの詳細が気になる場合は以下のサイトをご参考ください。
【Dateオブジェクトの詳細】
日付を取得する4つのメソッド
Google Apps Scriptでよく使う日付を取得するメソッドを4つ紹介します。
日付を取得するメソッドの一覧
- getFullYear() ・・・ 現在の年を数字で取得
- getMonth() ・・・ 現在の月を数字で取得
- getDate() ・・・ 現在の日を数字で取得
- getDay() ・・・ 現在の曜日を数字で取得
getFullYear() | 現在の年を数字で取得

getFullYearメソッドは現在の西暦を数字で取得します。
引数は不要です。
getMonth() | 現在の月を数字で取得

getMonthメソッドは現在の月を数字で取得します。
引数は不要です。
このメソッドは0から11までの数字を返すので、当月を出力するには1を足す必要があります。
例えば1月の場合は0を返すので、正確に月を取得するには「getMonth() + 1」と記入します。
getDate() | 現在の日を数字で取得

getDateメソッドは現在の日を数字で取得します。
引数は不要です。
getDay() | 現在の曜日を数字で取得

getDayメソッドは、現在の曜日を数字で取得します。
引数は不要ですが、このメソッドは0から6までの数字を返します。
つまり、日曜日の0を基準にし、土曜日の6まで出力します。
したがって、文字列の曜日を取得するには、配列を別に定義する必要があります。
曜日を取得する方法の詳細は以下の記事から。
-
【3分で解決】GASで当日の曜日を取得
続きを見る
日付を取得するサンプルコード
Google Apps Scriptで日付を取得するサンプルコードを公開します。
サンプルコード
サンプルコード全般です。右上のマークをクリックすると、簡単にコピペできます。
function getTodayDate() {
//Dateオブジェクトからインスタンスを生成
const today = new Date();
//メソッドを使って、本日の日付を取得
const year = today.getFullYear(); //年
const month = today.getMonth()+1; //月
const date = today.getDate(); //日
const day = today.getDay(); //曜日
const dayArray = ["日","月","火","水","木","金","土"]; //曜日の配列
Logger.log("本日は" + year + "年" + month + "月" + date + "日の" + dayArray[day] + "曜日");
}
当日の日付を取得するテスト
実際に、日付を取得します。
Apps Scriptの上バーの文字が「getTodayDate」になっていたら、「実行」を押します。

「このアプリはGoogleで確認されていません」と表示される場合はこちら。
-
【3分で解決】GASの「このアプリはGoogleで確認されていません」を許可する方法
続きを見る
画像のように、ログ結果がでたら完了です。実行した日は2022年8月21日の日曜日でした。

【入門】GASで時間に関わるコード一覧
この記事では、GASで日付を年月日で取得する方法を紹介しました。
今回紹介したDateオブジェクトを使えば、現在時刻の取得や任意のタイミングで実行するトリガーの設置もできます。
誰でも無料で使えるので、ぜひご活用ください。
もちろん、コピペOKです!
-
【3分で簡単】GASで現在時刻をリアルタイムで取得
続きを見る
-
【3分で簡単】GASで希望した日時にトリガーを設定
続きを見る
日付を使ってGASでオリジナルアプリを作るなら以下の記事から。
-
【便利】GASで米国株の1日の値動きをLINEに毎朝通知
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-
【簡単】GASでカレンダーの予定を自動で取得
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おわりに | GASのスキルをさらに高めるには
以上、GASで当日の日付を取得する方法でした。
そのままコピペして日常業務で使いやすいように改修したり、プログラミングの練習や動作確認用に使ってみましょう。
GASでさらに業務効率化する場合、参考書やプログラミングスクールを使うとあなた自身でアプリを作るスキルが身に付きます。
GASユーザーのあっきょがおすすめの勉強方法はこちら↓

次回の記事もご期待ください!