【入門】GASで配列の要素を抽出する3つの方法

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お仕事おつにゃッス🐈文系未経験から社内SEになった、あっきょ(@daily_code_JP)です!

Google Apps Scriptsで配列内の要素を取り出す方法で悩んだことありませんか。

GASでは、要素を取得する方法が3つもあり選択肢が多めです。

この記事ではそれぞれのサンプルコードを紹介して解説します。

こんな人におすすめ!

  • 配列内の要素を取得する方法を知りたい
  • スプレッドシートで任意のセル内の値を取り出すのに使いたい
  • プログラミングでJavaScriptを学んだけど何を作っていいかわからない

誰でも無料で簡単にできますので気軽に学んでいきましょう!

目次

サイト運営者

あっきょ

あっきょ

地方の中小企業で働く文系卒の総務&社内エンジニア。自身のプログラミング学習の経験から、未経験者でも挫折しないでスキルアップの支援をするサイト『デイコー』を運営。得意な言語:GAS・JavaScript・Python

配列の要素を取得するイメージ

配列の要素を取得するイメージ

GASで配列内の要素を取得する方法を3つ紹介します。

配列内をあなた自身で操作できればオリジナルアプリの開発が楽になります

また、セル内の値を取得して処理するときも楽に。

結果として人的ミスの削減や業務効率化につながります。

あっきょ

紹介する3つはGASの基本構文なので覚えておいて損はないッス!

配列の要素を取得する準備

Google Apps Script で配列の要素を取得する準備をします。

ファイルが1つ必要です。

必要なファイル

  • Google スプレッドシート…コードの貼り付け

サンプルコードを貼り付ける方法

サンプルコードはGoogle スプレッドシートにコピペ。

上バーの「拡張機能」の中にある「Apps Script」をクリックしてコードを貼り付けます。

Apps Script表示

配列内の要素を取得する3つの方法

要素を取得する方法の一覧

配列内の番号を指定して取得

GASで配列内の要素をインデックスで取得する説明

配列内の順番をあらかじめ指定して要素を取得する方法。

かっこ内に番号を入れると要素を1つ取得します。

なお、配列の番号は0から始まることに注意

例えば1番目の要素を取得するには「0」、3番目の場合は「2」をかっこ内に入れます。

配列内の番号を指定するサンプルコード

下のサンプルコードの場合、配列の1番目と3番目の要素を取り出します。

function getArrayElement(){
  const array = ["あ","い","う","え","お"];

  Logger.log(array[0]);
  Logger.log(array[2]);
}

実行結果は画像の通り。

配列内の「あ」と「う」を出力しました。

GASで番号を指定して、配列内の要素を取得した結果

shift() | 配列の先頭から要素を取得

GASで配列の先頭の要素を取得するshiftメソッドの使い方

shiftメソッドは配列内の先頭の要素を取得。

いいかえると、1番左側の要素を取得します。

引数は不要です。

shiftメソッドで要素を取得するサンプルコード

shiftメソッドを2回実行します。

function getArrayElement(){
  const array = ["あ","い","う","え","お"];
  const firstElem = array.shift(); //1回目
  const secondElem = array.shift(); //2回目

  Logger.log(firstElem);
  Logger.log(secondElem);
}

実行結果は画像の通りです。

1回目で「あ」を取得した後、先頭の要素がずれて2回目は「い」が出力されました。

配列の先頭の要素を取得するshiftメソッドの実行結果

pop() | 配列の末尾から要素を取得

GASで配列の末尾の要素を取得するpopメソッドの使い方

popメソッドは配列の末尾の要素を取得する方法です。

つまり、1番右側の要素を取得します。

引数は不要です。

popメソッドで要素を取得するサンプルコード

popメソッドで末尾から要素を2回取得します。

function getArrayElement(){
  const array = ["あ","い","う","え","お"];
  const firstElem = array.pop();
  const secondElem = array.pop();

  Logger.log(firstElem);
  Logger.log(secondElem);
}

実行結果は画像の通りです。

1回目で「お」を取得した後、末尾の要素がずれて2回目は「え」を出力しました。

配列の末尾の要素を取得するpopメソッドの実行結果

【必須】GASで配列を処理するコード一覧

この記事では、配列から要素を抽出するメソッドを紹介しました。

GASでは配列に要素を追加したり要素を削除することもできます。

誰でも無料で使えるコードを掲載しているのでぜひご参考ください。

もちろん、コピペOKです。

二次元配列を処理するコードはこちら。

おわりに | GASスキルを高めて業務効率化を目指すには

以上、GASで配列の要素を取得する3つの方法でした。

そのままコピペして日常業務で使ったり、プログラミングの練習や動作確認用に使ってみましょう。

GASのスキルを高めて業務効率化するには日々の学習と実践的なアプリ開発経験が必須。

GASを効率的に学ぶなら以下の2つの方法が多いです。

  • 参考書やオンライン教材で独学
  • プログラミングスクールを利用

正しく学ぶことで非エンジニアでも実用的な業務効率化のスキルが身に付きます

デイコーでは、GASのサンプルコードからおすすめのプログラミングまで幅広く紹介。

初心者にもわかりやすく解説しています。

あっきょ

プログラミングスクールは82社を分析したッス!

次回の記事もご期待ください!

それでは、よいプログラミングライフを!

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この記事を書いた人

文系未経験のWebエンジニア。事務職がプログラミング学習して社内SE部門立ち上げ&Webサイト作成。業務効率化で残業80%減を達成。得意な言語 : GAS, JavaScript, Python

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