お仕事おつにゃッス🐈
文系未経験から社内SEになった、あっきょ(@daily_code_JP)です!
GASでsendMailメソッドの使い方で困っていませんか?
じつはこのメソッドには3つの使い方があります。
この記事ではそのお悩みをコピペOKのコードで解説します。
こんな人におすすめ!
- そもそもsendMailメソッドって何かわからない
- メールを自動で送信してもっと自由な時間を増やしたい
- プログラミングでJavaScriptを学んだけど何を作っていいかわからない
誰でも無料で簡単にできますので気軽に学んでいきましょう!
sendMailメソッドとは?
sendMailメソッドは、Googleの独自のクラスMailAppクラスにあるメソッド。
おもにGメールを操作するのに利用します。
Google Apps Scriptの開発のベースにされたJavaScript自体にはMailAppクラスは存在しません。
Googleのサービス上のみで使えるメソッドとなります。
sendMailメソッドを使うメリット
sendMailメソッドは1回の操作で大量のメールを一斉送信が可能
時間の短縮化とミスの削減が実現できます。
例えばあなたがメールを100件に送信するなら、1つずつ送ると莫大な時間がかかります。
また、送信漏れのミスでトラブルに発展することも。
このように、ミスを減らしながらメールを大量に届けられるのがsendMailメソッドです。
メールを一斉送信する方法は下の記事で紹介してるッス!
sendMailメソッドの3つの使い方
GASのメールを送信するときによく使うsendMailメソッドの使い方を3つ紹介します。
解説の項目
- sendMail() | メールを送信
- MailApp.sendEmail(recipient, subject, body)
- MailApp.sendEmail(recipient, subject, body)
- MailApp.sendEmail(to, replyTo, subject, body)
sendMail() | メールを送信
MailAppクラスのsendEmailメソッドはメールを送信します。
引数に入れる値によって送信方法が変わります。
次から紹介する3つのコードはGoogleの公式サイトから引用したものを改良しています。
MailApp.sendEmail(recipient, subject, body)
送信先にメールを送る1番シンプルな方法です。
3つの定数をそれぞれ書き換える必要はありますが、この短いコードだけ自動でメールを送信します。
function sendMessage() {
const mail_address = "送信先のメールアドレス";
const title = "メールのタイトル";
const main = "これはテストです。(メール本文)"
MailApp.sendEmail(mail_address, title, main);
}
MailApp.sendEmail(recipient, subject, body, options)
定数optionsを追加して送信に設定を加えます。
オプションを付け加えるとCCやBCCでメールを送信できます。
function sendMessage() {
const mail_address = "送信先のメールアドレス";
const title = "メールのタイトル";
const main = "これはテストです。(メール本文)"
const bccAddress = a@example.com, b@example.com, c@example.com;
MailApp.sendEmail(
mail_address,
title,
main,
options = {bcc : bccAddress};
);
}
サンプルコードはBCCで送信する方法です。
定数bccAddressでコンマで区切った複数のメールアドレスを代入すれば一度で複数人に送信できます。
BCCやCC以外にもメールの返信不可にしたり、画像を貼り付けて送信することも可能です。
optionsで設定できる送信方法は以下の表のとおりです。
options | 詳細 |
---|---|
bcc | メールアドレスをBCCで送信 |
cc | メールアドレスをCCで送信 |
htmlBody | メールをHTML形式で送信 |
inlineImages | メール本文に画像を挿入(htmlBody必須) |
name | 送信者の名前 |
noReply | 送信元のアドレスを「noreply@xxxx.xxx」にしてbool値をtrueにすると返信不可 ※GoogleWorkspaceアカウントでのみ使用可 |
replyTo | 受信者にとって返信先になるメールアドレス |
MailApp.sendEmail(to, replyTo, subject, body)
返信先のメールアドレスを指定する方法です。
第二引数に受信者が返信する場合のメールアドレスを定義します。
function sendMessage() {
const to = "送信先のメールアドレス";
const replyTo = "返信先のメールアドレス"
const title = "メールのタイトル";
const main = "これはテストです。(メール本文)"
MailApp.sendEmail(to, replyTo, title, main);
}
【超便利】GASを使ったメール送信の自動化一覧
この記事ではsendMailメソッドについて解説しました。
デイコーでは、GASを使ってメール送信を自動化するアプリを公開しています。
どれも無料かつコピペOKなので、ぜひいつもの業務にご活用ください!
おわりに | GASでいつもの作業を効率化するには
以上、Google Apps ScriptのsendMailメソッドの解説でした。
紹介した3種類のメソッドはどれも簡単で便利なので積極的に使っていきましょう。
GASでいつもの作業を自動化するならプログラミングを学ぶのがおすすめ。
効率的に学ぶなら以下の2つの方法が多いです。
- 参考書やオンライン教材で独学
- プログラミングスクールを利用
正しく学ぶことで非エンジニアでも実用的な業務効率化のスキルが身に付きます。
デイコーでは、GASのサンプルコードからおすすめのプログラミングまで幅広く紹介。
初心者にもわかりやすく解説しています。
プログラミングスクールは82社を分析したッス!
次回の記事もご期待ください!
それでは、よいプログラミングライフを!