お仕事おつにゃッス🐈
文系未経験から社内SEになった、あっきょ(@daily_code_JP)です!
スプレッドシートで大量のシートをいちいちコピーするのは面倒くさいですよね。
しかし、GASを使えば1クリックでシートを大量にコピーができます。
この記事ではコピペOKのGoogle Apps Scriptのコードで解決します。
こんな人におすすめ!
- シートの中身を簡単に整理をしたい
- 1つのシートを大量に1クリックでコピーしたい
- プログラミングでJavaScriptを学んだけど何を作っていいかわからない
誰でも無料で簡単にできますので気軽に学んでいきましょう!
シートをコピーする準備
1クリックでシートを自動でコピーします。
この記事では「コピーするシート」と名付けたシートを3つ複製します。
シートをコピーする準備
Google Apps Script でシートをコピーする準備をします。
ファイルは1つ必要。
必要なファイル
- Google スプレッドシート…シートの作成 & コードの貼り付け
スプレッドシートの作成
シートをコピーするスプレッドシートを作成します。
この記事ではシート名を「コピーするシート」に変更します。
スプレッドシートの準備は以上です。
サンプルコードを貼り付ける方法
サンプルコードはGoogle スプレッドシートにコピペ。
上バーの「拡張機能」の中にある「Apps Script」をクリックしてコードを貼り付けます。
シートをコピーするサンプルコード
GASでシートをコピーするサンプルコードの公開と解説を行います。
解説の項目
- copyToメソッド | 特定のシートをコピー
- サンプルコード
copyToメソッド | 特定のシートをコピー
GASでシートをコピーするにはcopyToメソッドを使います。
引数の中に複製するシートを指定すると簡単にコピーできます。
サンプルコード
ソースコードの全体です。
この3行だけで、自動でシートをコピーします。
function copySheet(){
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet(); //アクティブな状態のスプレッドシート
const copiedSheet = sheet.getActiveSheet(); //アクティブな状態のスプレッドシート内のシート
copiedSheet.copyTo(sheet); //「コピーするシート」をコピー
}
シートを複製するテスト
実際に、スプレッドシートのシートを複製します。
Apps Scriptの上バーの文字が「copySheet」になっていたら「実行」を押します。
「このアプリはGoogleで確認されていません」と表示した場合はこちら。
下の画像のようにシートが増えていたら成功です。
新しく「コピーするシートのコピー」が追加されました。
【応用】シートを複数コピーする方法
先ほど紹介したサンプルコードは指定したシートを1つだけコピーしました。
しかし、forのような繰り返し構文を書くと一度に複数のシートをコピーできます。
function copySheets(){
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
const copiedSheet = sheet.getActiveSheet();
const LIMIT_NUM = 3; //同じシートを3つコピー
for(var i=0; i<LIMIT_NUM; i++){
copiedSheet.copyTo(sheet); //スプレッドシートのシートをコピー
}
}
関数を実行して画像のように3つコピーできていたら完了です。
おわりに | 文系がプログラミングで市場価値を高めるには
以上、GASでスプレッドシートのシートを複製する方法でした。
- GASでスプシのシートをコピーするにはcopyToメソッド
- for文の繰り返し構文を使うと一度に複数のシートをコピーできる
そのままコピペしたり、プログラミングの練習や動作確認用に使ったりしてみましょう。
事務や営業などの文系がプログラミングで市場価値を高めるには実践的な学習が必要。
単純にコードを覚えても実は即戦力にはなれません。
GASを効率的に学ぶなら以下の2つの方法が多いです。
- 参考書やオンライン教材で独学
- プログラミングスクールを利用
正しく学ぶことで非エンジニアでも実用的な業務効率化のスキルが身に付きます。
デイコーでは、GASのサンプルコードからおすすめのプログラミングまで幅広く紹介。
初心者にもわかりやすく解説しています。
プログラミングスクールは82社を分析したッス!
次回の記事もご期待ください!
それでは、よいプログラミングライフを!