-文系卒のあっきょが残業を1時間も減らせた理由とは?-
プログラミングを学んで業務自動化アプリを自作すれば、残業時間を圧倒的に減らせます。
事務職や営業職などの非エンジニアでも、リスキリングで業務の負担を減らしています。
プログラミングスクールなら、仕事終わりの夜遅くにオンラインで自宅学習。
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プログラミングスクールはこんな社会人におすすめです。
- リスキリングで基礎からプログラミングを学びたい人
- 日常業務を自動化して残業時間を減らしたい人
- 転職や副業で有利なスキルを身につけたい人
- 独学で挫折した経験がある人
おかげで平日でも趣味の時間を取れたッス!
文系未経験から社内SEになった、あっきょ(@daily_code_JP)です!
今回はGoogle Apps Scriptで大量の日本語の文章を1クリックで英語に翻訳する方法を紹介します。
こんな人におすすめ!
- どのメソッドを使ったら翻訳できるか知りたい
- 1クリックで日本語を英語に訳す機能を作って業務効率化を図りたい
- プログラミングでJavaScriptを学んだけど何を作っていいかわからない
Google Apps Scriptを使えば簡単に一瞬で翻訳できます。
コピペOKなので気軽に学んでいきましょう!
GASで日本語を英語に翻訳するイメージ
スプレッドシートに登録している大量の日本語を英語に一瞬で訳す機能を作成します。
例えば、あなたが20行の日本文を1日で訳すとしたら大変ですよね。
GASならとあるメソッドをたった1つ使うだけで簡単に英語に翻訳完了。
結果として作業時間の短縮につながるので業務効率化を実現します。
英語の勉強でも便利ッスよ!
日本語を英語に翻訳する準備
Google Apps Scriptで 1クリックで自動翻訳する準備をします。
ファイルは1つ必要です。
必要なファイル
- Google スプレッドシート…英訳する日本文&サンプルコードの貼り付け
スプレッドシートの作成
Google スプレッドシートを作成します。
シートのA列に日本文を書けばB列に英語に翻訳した文章を自動で記入していきます。
スプレッドシートの準備は以上です。
サンプルコードを貼り付ける場所
サンプルコードはGoogle スプレッドシートにコピペ。
上バーの「拡張機能」の中にある「Apps Script」をクリックしてコードを貼り付けます。
日本語を英語に翻訳するコード
GASで日本語を英語に翻訳するサンプルコードの解説を公開します。
解説の項目
- translate() | 日本語から英語に翻訳
- サンプルコード
- A, スプレッドシートの定義
- B, 1行ずつ日本文を取得して英語に翻訳して貼り付け
translate() | 日本語から英語に翻訳
GASで日本語の文章を英訳するには、LanguageAppクラスのtranslateメソッドを使います。
引数に日本語に訳したい英語を入れると一瞬で翻訳します。
サンプルコード
ソースコードの全体です。
右上のアイコンをクリックすると、一瞬でサンプルコードをコピーできます。
function translation() {
//A, スプレッドシートの定義
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
const lastRow = sheet.getLastRow();
const JP_COL = 1; //日本語を記入した列番号
const EN_COL = 2; //翻訳した英語を記入する列番号
//B, 1行ずつ日本文を取得し、英語に翻訳して貼り付け
for(var i=2; i<=lastRow; i++){ //1行目は見出しなので、2行目から読み込み開始
const valueJp = sheet.getRange(i, JP_COL).getValue();
const translatedEn = LanguageApp.translate(valueJp,"ja","en");
sheet.getRange(i, EN_COL).setValue(translatedEn);
}
}
A, スプレッドシートの定義
//A, スプレッドシートの定義
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
const lastRow = sheet.getLastRow(); //最終行を取得
const JP_COL = 1; //日本語を記入した列番号
const EN_COL = 2; //翻訳した英語を記入する列番号
使用するスプレッドシートを定義します。
また、処理をする行と列の番号を取得していきます。
最終行の番号を取得するgetLastRowメソッドの詳細は以下の記事から。
B, 1行ずつ日本文を取得して英語に翻訳して貼り付け
//B, 1行ずつ日本文を取得し、英語に翻訳して貼り付け
for(var i=2; i<=lastRow; i++){ //1行目は見出しなので、2行目から読み込み開始
const valueJp = sheet.getRange(i, JP_COL).getValue();
const translatedEn = LanguageApp.translate(valueJp,"ja","en");
sheet.getRange(i, EN_COL).setValue(translatedEn);
}
for文でシート内の英文を1行ずつ取り出して英語に翻訳した後に日本語をセルに貼り付けます。
セル内の日本語を取得した後に定数translatedEnで英語に訳します。
最後にsetValueメソッドで英語訳をB列のそれぞれのセルに入れていきます。
日本語を英語に翻訳するテスト
実際に日本語から英語に翻訳します。
Apps Scriptの上バーの文字が「translation」になっていたら、「実行」を押します。
「このアプリはGoogleで確認されていません」と表示した場合はこちら。
下の画像のように日本語訳していたら成功です。
【便利】英語を日本語に翻訳する方法
この記事では、GASで日本語を英語に訳す方法を紹介しました。
紹介したメソッドを使えば日本語を英訳にすることもできます。
誰でも無料で使えるのでぜひご活用ください。
もちろん、コピペOKです。
おわりに | GASでスキルアップを目指すには
以上、GASでスプレッドシートの日本語を英語に1クリックで翻訳する方法でした。
- 翻訳にはtranslateメソッドを使う
- 大量の日本文を英文に1クリックで変換できる
- 英語→日本語の変換もできる
そのままコピペして日常業務で使ったり、プログラミングの練習や動作確認用に使ってみましょう。
GASでプログラミングスキルを磨くなら、以下の2つの方法が多いです。
- 参考書やオンライン教材で独学
- プログラミングスクールを利用
正しく学ぶことで非エンジニアでも実用的な業務効率化のスキルが身に付きます。
デイコーでは、GASのサンプルコードからおすすめのプログラミングまで幅広く紹介。
初心者にもわかりやすく解説しています。
プログラミングスクールは82社を分析したッス!
次回の記事もご期待ください!
それでは、よいプログラミングライフを!