お仕事おつにゃッス🐈
文系未経験から社内SEになった、あっきょ(@daily_code_JP)です!
あなたが保有する米国株の損益を計算して管理するのは面倒くさいですよね。
また、日々変動するのでエクセルで管理するのも難しいでしょう。
この記事ではそのお悩みを、スプレッドシートのとある関数1つで解決します。
こんな人におすすめ!
- 自分が持っている株式の損益管理を自動化したい
- 株価の計算をするのが面倒くさい
- エクセルを使っているけど、もっと便利で使いやすいものに変えたい
誰でも無料で簡単にできますので、お気軽に学んでいきましょう!
米国株の損益を管理するシートのイメージ
スプレッドシートで米国株の損益計算を行います。
保有する個別株の計算するので行ごとに銘柄を分けています。
「現在の株価」をスプレッドシートのとある関数を使うと損益を自動で計算。
結果として、計算ミスの防止や更新作業の手間を省く業務効率化につながります。
たった1回入力するだけで後は自動で株価を算出するッス!
米国株の管理をする準備
Google Apps Script でアメリカの株価を取得する準備をします。
ファイルは1つ必要です。
必要なファイル
- Google スプレッドシート…株式データの保存と株価のリアルタイム更新
Google スプレッドシートの作成
Google スプレッドシートを作成していきます。
この記事では下のリストにある6項目をスプシに登録します。
項目 | 詳細 |
---|---|
企業名 | 購入したアメリカの株の企業名 |
株式コード | 購入した株式のティッカー |
現在の株価 | 引数にティッカーを入力し、現在の株価を取得 |
取得値(ドル) | 購入した時の米国株価 |
取得数 | 株式を取得した枚数 |
損益(ドル) | 現在の株価 – 購入した時の株価で算出されるドル建ての損益 |
1行目に項目名を記入し、2行目から個別銘柄の情報を記入していきます。
Google スプレッドシートの作成は以上です。
米国株の株価を管理する関数の使い方
米国株の現在の価値をリアルタイムで表示する関数を紹介します。
解説の項目
- GOOGLEFINANCE() | 米国株の株価を自動で取得
- 現在の米国株の株価を取得
GOOGLEFINANCE() | 米国株の株価を自動で取得
スプレッドシートにあらかじめ用意されているGOOGLEFINANCEを使用。
引数には米国株のティッカーを書きます。
例えば、Googleを運営しているAlphabetの場合は引数に「GOOGL」と記入すると株価が瞬時に反映します。
難しいプログラミングをしなくていいのは楽ッス!
現在の米国株の株価を取得
株式のデータを取得してみましょう。
例として、Google を保有する企業「アルファベット」の株価を獲得。
- A列に「アルファベット」
- B列にティッカーの「GOOGL」
と入力します。
C列にGOOGLEFINANCE関数を記入。
引数はセル内の値を取得するので「B2 = GOOGL」です。
次は銘柄を購入したときの株価を入力します。
例としてD列に購入金額の「1000」、E列に取得数の「1」を記入。
F列には損益の計算式を書きます。
損益の計算式は以下の通り。
損益 = 現在の株価 × 取得数 – 取得した時の株価 × 取得数
銘柄の登録は以上です。
米国株ならどの銘柄でも対応しているので、アップルなども試しに取得しましょう。
おわりに | GASで株式の管理をさらに楽にしよう!
以上、Google Apps Scriptで保有している米国株の情報を管理する方法でした。
そのままコピペしたり株式管理に使ったりしてみましょう。
GASを使えばさらに株式の管理が楽になります。
忙しくてもGASを効率的に学ぶなら以下の2つの方法が多いです。
- 参考書やオンライン教材で独学
- プログラミングスクールを利用
正しく学ぶことで非エンジニアでも実用的な業務効率化のスキルが身に付きます。
デイコーでは、GASのサンプルコードからおすすめのプログラミングまで幅広く紹介。
初心者にもわかりやすく解説しています。
プログラミングスクールは82社を分析したッス!
次回の記事もご期待ください!
それでは、よいプログラミングライフを!