GAS入門 Google Apps Script

【入門】GASで文字列を結合する2つの方法

お仕事おつにゃッス🐈

文系未経験から社内SEになった、あっきょ(@daily_code_JP)です!

プログラミングで文字や数字を1つの文章にまとめる方法がややこしくて困っていませんか?

この記事ではそのお悩みを、コピペOKのGoogle Apps Scriptのコードで解決します。

あっきょ
この記事は以下で悩んでいる人におすすめ!

  • 文字を連結して1つにまとめる方法を知りたい
  • 数字が含まれている場合の連結方法はどうしたらいいかわからない
  • プログラミングでJavaScriptを学んだけど、何を作っていいかわからない

誰でも無料で簡単にできますので、お気軽に学んでいきましょう!

文字列を連結するイメージ

文字列を連結するイメージ

GASで文字列を連結するには2つの方法があります。

それぞれの方法や違いまで、初心者でもわかりやすく解説していきます。

文字列を連結する準備

Google Apps Script で文字を連結する準備をします。ファイルは1つ必要です。

必要なファイル

  • Google Apps Script  ・・・ コードの貼り付け

サンプルコードを貼り付ける場所

ソースコードはGoogle Apps Scriptのファイルにコピペします。

メニュー画面で右クリックし、オプションを開きます。メニュー一覧の一番下の「その他」を選択し、その中の「Google Apps Script」を選択します。

以下のような画面が現れます。ここにコードをコピペして実行します。

①+演算子で文字列を連結する方法

1つ目は「+」を用いて、文字列を結合する方法で、シンプルかつ最も一般的なやり方です。

この方法は「文字列の連結」と「数字の連結」の2種類に分けることができます。

解説の項目

  • 文字列を連結する場合
  • 数字と連結する場合

文字列を連結する場合

function plusSentence(){
  const firstName = "Daily";
  const lastName = "Code";

  Logger.log(firstName + lastName); //定数どおしで結合
  Logger.log("このサイトの名前は" + firstName + lastName + "です。"); //定数と文字列を結合

}

定数firstName と定数lastName をそれぞれ定義し、ログ出力時に文字列を結合します。

この例では、2つの定数を連結して「DailyCode」という1つの単語を出力します。

また、連結した単語の前後にダブルクォーテーション("")で囲った文字を追加して「このサイトの名前は~」に続く文章を作成します。

出力結果は画像の通りで、+演算子で簡単に文字列を連結して文章を作成できます。

GASで+演算子を使って文字列を連結した結果

数字と連結する場合

function plusSentence(){
  const num1 = "1";
  const num2 = "2";

  Logger.log(num1 + num2); 

}

数字を文字列として連結する場合のコードで、定数num1 と定数num2 を定義して結合します。

こちらも定義した数字の前後にダブルクォーテーション("")で囲うと、数字は文字列として扱われます。

つまり、数字を文字列にしているので計算はしません

結果は以下の通りで、文字列の「12」が出力されます。

GASで+演算子を使って文字列の数字を連結した結果

クォテーションを記入しない場合の数字の連結

function plusSentence(){
  const num1 = 1;
  const num2 = 2;

  Logger.log(num1 + num2); 

}

数字にクォテーションを付けない場合のコードで、計算結果を出力します。

結果は以下で、定数内の数字を計算して「3」が返ってきました。

このように、クォテーションの有無で結果が変わるので注意しましょう。

GASで+演算子を使って数字を連結した結果

②concatメソッドで連結する方法

2つ目はconcatメソッドで文字列を結合する方法です。

解説の項目

  • concat() | 引数内の文字列を連結
  • サンプルコード

concat() | 引数内の文字列を連結

GASで複数の文字列を連結するconcatメソッドの説明

複数の文字列を連結するにはconcatメソッドを使います。

かっこ内に複数の引数を入れると、文字列を1つの文章に連結します。

なお、引数に入れる数字はすべて文字列として処理します。

サンプルコード

function plusSentence(){
  const num1 = 1;
  const num2 = 2;
  const sent = "結果は";
  const end = "です。"

  Logger.log(sent.concat(num1,num2,end)); 

}

このメソッドを使用した場合、引数内の値は自動で文字列になります。

つまり、クォーテーションで囲っていない数字も文字列として扱われます。

また、引数の中身は複数入れることが可能なので一括して文字を連結する場合は便利です。

結果は以下の通りで、定数num1と定数num2も自動的に文字列になっています。

GASでconcatメソッドを使って文字列を連結した結果

おわりに | GASのスキルをさらに高めるには

以上、GASで文字を結合する方法でした。

そのままコピペして日常業務で使いやすいように改修したり、プログラミングの練習や動作確認用に使ってみましょう。

GASでさらに業務効率化したい場合、参考書やプログラミングスクールを使うとあなた自身でアプリを作るスキルが身に付きます

プログラミング未経験者にもわかりやすく解説しています。

プログラミングスクールは82社を分析して5つ厳選してるッスよ!
あっきょ

次回の記事もご期待ください!

-GAS入門, Google Apps Script
-, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,